セミナーで、受講生からPLとしての苦労話を聞かせてほしい、と言われることが多々ある。しかしながら格好をつけるわけではないが、自分は与えられたミッション遂行のための苦労はいとわない男なので

（本音で言っています。苦労と感じないです。ドMですかね？）

苦労話といわれてもあまり思いつかない。

あえて言えば海外チームメンバーとのコミュニケーションが英語ということで、一番苦手だった国語の次に苦手だった英語にてこずったくらいなのである。

だが、失敗談となると、いくらでもあげることができる。

まずはPLなりたての頃、重圧と責任感が過剰となり、気負いすぎて失敗した。

海外チームメンバーを日本に招いての会議中、海外メンバーの稚拙と思える説明に憤慨して、

その場で現地に電話をさせて説明を求めた。

海外メンバーは、私の圧に押され、すぐに現地に電話をして、・・・すぐに電話を切った。

「一言も話もせずに、電話を切っただと？」と憤慨する自分であったが、

そもそも、現地時間（オランダ）は午前3時。電話させる自分の方が、論外であったことに気づき、・・・・謝った。

この件は現地オランダでも話題になっていたらしく、後日オランダを訪れた時、なぜか初対面のメンバーたちから、「あ、あなたが、ヒロシね」と言われてしまった後日談がつくことになる。